自動車が盗難にあった時は車両保険に加入していれば補償されて保険金が支払われるのか気になるかと思います。
結論から先に書くと、自動車が盗難にあった時は車両保険に加入していた場合は、車が盗難された場合は保険金が支払われます。
同じ車両保険をつけた自動車保険でも保険会社によって保険料は大幅に違うため、無料の一括見積りを使って月払いでも保険料の安い保険会社を選ぶことで同一条件で保険料を安くして節約できます。
具体的に車両保険付きで保険料が安い保険会社を探す方法は無料で使える自動車保険の一括見積りサービスを使うことです。
車両保険がないと補償はゼロですが車両保険があると時価相当額になりますが保険金が支払われるので新しい車を購入する資金にすることができます。
車両保険に加入していれば車が盗難された場合は保険金が支払われる
自動車保険の車両保険には大きく分けて「一般型」と「エコノミー型」の2種類があります。
一般型とエコノミー型の違いは次のようになります。
このエコノミーの意味は限定という意味で補償内容を絞って保険をかけるということです。
一般型 | 補償範囲が広い。相手のいる事故だけでなく自損事故や当て逃げ事故も保険金が支払われるタイプ |
---|---|
エコノミー型 | 相手のいる事故による自動車の損害のみ保険金が支払われるタイプ。補償範囲を限定して保険料を安くできる。 |
エコノミーにするとだいたい保険料が1万円〜2万円程度安くなります。
一般タイプとエコノミータイプの補償内容は下記にあります。
一般 | エコノミー | |
---|---|---|
他車との事故 | 対応 | 対応 |
自然災害(洪水・台風など) | 対応 | 対応 |
火災・爆発 | 対応 | 対応 |
イタズラ・盗難 | 対応 | 対応 |
落下物・飛来物 | 対応 | 対応 |
自損事故 | 対応 | 非対応 |
当て逃げ(相手車不明) | 対応 | 非対応 |
自然災害(地震・噴火・津波) | 非対応 | 非対応 |
エコノミータイプは自損事故に関しては保証されない保険になります。
そのため年式の古い車や購入金額が50万円以下の車などの場合、新車から5年以上経過している車はエコノミータイプで十分といえます。
これは一般タイプを選んで自損事故で車両保険から保険金がでても時価相当額が低いためあまりメリットが大きくないからです。
自分の車の市場価値を知るにはgooネットやカーセンサーなどで自分の車と同じ型式、グレード、走行距離、年式などを入れて車両価格を調べてみるとわかります。
エコノミータイプを選んで保険料の差額分を貯金に回しておいたほうが新しい車に買い換える資金として多く貯蓄できる場合があります。
盗難時の保険金は保険契約者に過失があると支払われない
車両保険では盗難時には基本的には保険金が支払われますが、その盗難の原因が保険契約者にあった場合は保険金は支払われません。例えば下記のような場合は保険金の支払いはされません。
またこれらの行為をしていて車を盗難されて、その盗難された車で事故を起こされた場合も管理責任問題が発生して管理責任を問われる場合があるので注意が必要です。
もし管理責任に過失ありと判断されてしまったら、賠償義務が発生します。
- 鍵を挿しっぱなしの状態で路上に駐車をして車から離れた
- 車のエンジンをかけっぱなしでドアをロックすることなく車から離れていた
- 車のドアをロックせずに車から離れていた
- 盗難被害に遭ったあと、速やかに盗難届けを出さなかった
管理責任に問題がないと判断されれば、当然ながら賠償義務は発生しないので安心してください。
車両保険は購入金額の全額が補償金として支払われるわけではない
事故を起こした時に車両保険から保険金が支払われますが、その自動車の購入金額分が支払われるわけではないので注意が必要です。
車両保険で支払われる保険金の額は車の時価相当額となります。
そのため新車からの経過年数が多かったり、走行距離が多いと時価相当額がかなり下がってくるので車両保険をつけていても車を修理したり新しい車に乗り換えるのに保険金では十分でない場合が多くあります。
しかし、車両保険なしの場合は盗難時には保険金は一切支払われないので盗難される可能性があったり盗難時のリスクを最小限に抑えたい場合は車両保険はつけておいたほうがいいです。
この車両保険を含めた保険料は保険会社によって大きく異なるため無料で複数の保険会社に保険料を一括見積もりができるサービスを使って一番オトクな自動車保険会社を選ぶのがおすすめです。