車両保険には2つのタイプ(2つのプラン)があり「一般型」と「エコノミー型」があります。
「エコノミー型」の車両保険は「車両保険なし」と比べて保険料は約1.5倍になり「一般型」の車両保険は「車両保険なし」と比べて保険料は約2.5倍の保険料になります。
- 車両保険なし: 0.0倍(基準とする保険料)
- 「エコノミー型」: 車両保険なしと比較して約1.5倍の保険料
- 「一般型」: 車両保険なしと比較して約2.5倍の保険料
「エコノミー型」のほうが「一般型」よりも3万円ほど保険料が安くなります。
【驚異】自動車保険の保険料は車両保険を外すと半額になる秘密の話
「一般型」は自損事故や当て逃げや自転車との接触事故も保証されますが、「エコノミー型」は保険料が安くなる代わりに自損事故や当て逃げ、自転車との接触事故は補償対象外となります。
車両保険をつけると保険料が高くなる理由は、車両保険金の支払いが他の保険と比べて高いからです。具体的な保険金の支払い率は対人賠償保険の約6倍なので、いかに支払い率が高いのかがわかります。
保険会社は保険金の支払いが多い保険の契約はリスクが高いと判断するため、車両保険をつけると保険料が大幅に上がるというわけです。
保険料を簡単に安くしたい場合は、車両保険のプランを「エコノミー」プランに変更するか車両保険自体を解約することで大幅に保険料を安くするのが簡単で効果的な方法です。
車両保険のプランを変更した場合の保険料と、車両保険だけを解約した場合の具体的な保険料は無料で使える自動車保険の見積もりサービスを使うと完全無料で15分程度で現在契約中の保険の内容との差額を確認することができます。私も他社の保険料をリサーチしたいときに活用しています。
>>【保存版】自動車保険・任意保険の一括見積りの手順と方法の完全詳細
車両保険の「一般型」と「エコノミー型」の保険料の金額の違い比較
実際に「車両保険なし」と「一般型」の車両保険、「エコノミー型」の車両保険の3つの内容で他の条件はいっさい変更しないで保険料の金額の違いを見積もってみました。
見積もりをするのに利用したサービスは利用者が一番多くて完全無料で一括見積もりができる自動車保険の一括見積もりサイト「インズウェブ」で実際に見積もって比較してみました。
>>【保存版】インズウェブの自動車保険一括見積もり方法と手順まとめ
あなたの保険の条件と車種で見積もってみると実際に契約した時の保険料がわかるのでとても便利な無料サービスです。
仕事の顧客の方には他社の保険料も丸わかりになってしまうので自社の契約を取られてしまったりするのがあるので教えていませんが、当サイトは自分が趣味で書いているサイトなので紹介しました。
保険会社:イーデザイン損保 | タント | プリウス | アクア |
---|---|---|---|
車両保険無し | 33,130円 | 34,040円 | 33,790円 |
「エコノミー型」車両保険の場合 | 48,630円 | 53,160円 | 56,610円 |
「一般型」車両保険の場合 | 73,120円 | 79,240円 | 87,130円 |
車両保険の設定金額 | 150万円 | 200万円 | 250万円 |
見積もり条件
- 等級: 9等級
- 保険者の年齢: 30歳
- 免許の色: ブルー
- 事故有係数適用期間 なし(0年)
- 年間走行距離:5,000~10,000km
- 使用目的: 日常・レジャー
- 運転者範囲: 本人及び配偶者
- 運転者年齢条件:26歳以上補償
- 所在地: 東京
- 車両保険の免責金額:設定なし
- その他の補償内容や条件はイーデザイン損保の標準設定を利用
車両保険の「一般型」と「エコノミー型」の補償内容の違いの比較
事故による損害の例 | 車両保険の種類(タイプ) | |
一般型 | エコノミー型 | |
他の車との衝突や接触による損害 | 補償対象 | 補償対象 |
火災や爆発による損害 | 補償対象 | 補償対象 |
盗難による損害 | 補償対象 | 補償対象 |
台風・竜巻・洪水・高潮による損害 | 補償対象 | 補償対象 |
いたずらや落書きによる損害 | 補償対象 | 補償対象 |
物の飛来や落下による損害 | 補償対象 | 補償対象 |
自転車との衝突や接触による損害 | 補償対象 | 補償対象外 |
電柱やガードレールなどに衝突が原因による損害 | 補償対象 | 補償対象外 |
当て逃げ・転覆・転落による損害 | 補償対象 | 補償対象外 |
地震・噴火・津波による損害 | 補償対象外 | 補償対象外 |
「一般型」も「エコノミー型」の車両保険も津波や噴火・地震などの天災は保証対象外
車両保険には「一般型」と「エコノミー型」の2つのプランがありますが、津波や噴火、地震の天災は補償の対象外です。
一部の保険会社では特約のオプション扱い(車両全損時一時金特約)として津波や噴火、地震の天災も補償をしてくれる保険会社もありますが保険料はかなり高くなります。
津波や噴火、地震の天災は補償の対象外ですが、台風や竜巻、洪水や高潮の自然災害は補償されます。
車両全損時一時金特約がある保険会社一覧と金額
各保険会社の車両全損時一時金特約の保険金額の上限は以下のように設定されています。
保険会社 | 保険金額の上限 |
三井住友海上 | 50万円 |
東京海上日動 | 50万円 |
アクサダイレクト | 50万円 |
損保ジャパン日本興亜 | 50万円 |
JA共済 | 50万円 |
チューリッヒ | 50万円 |
あいおいニッセイ同和損保 | 50万円 |
共栄火災 | 50万円 |
富士火災 | 50万円 |
マイカー共済 | 50万円 |
AIU保険 | 50万円 |
日新火災海上保険 | 50万円 |
朝日火災 | 車両保険の金額 |
チャブ損害保険(旧 エース損害保険) | 車両保険の金額 |
車両保険が必要な車・つけておいたほうがいい車
自動車保険(任意保険)の車両保険は特約なのでオプション扱いです。
必ずつける必要はなく必要な場合だけ付帯する内容となっています。
一般的に車両保険を付帯しておいたほうがよい車は以下のとおりです。
- 車の市場価値が高いクルマの場合
- 新車の場合
- 中古車の購入金額が100万円を超えている場合
- 車両価格の3割以上のローンが残っている場合
- 車が無いと生活できないようか環境にある場合
車両保険がない場合は補償はゼロなので自分ですべてお金を出して修理をしたり、車を乗り換えなければなりません。
高級車や車両の購入金額が高い車の場合は、自損事故でも相手がいる事故でも車両保険がないと多額の実費負担が発生して困るという事態に陥ります。
私はたとえば車の購入金額が30万円以下などの場合であれば車両保険をつけなくてもいいとアドバイスしています。なぜなら購入金額が低い車は年式が古かったり走行距離が多かったりして補償額が低くなることが多いからです。
【保存版】車両保険は必要?不要?必要性と中古車や新車、軽自動車の場合など詳しく解説!
車両保険は任意保険契約中でも単体で解約やプラン変更が可能
自動車保険の任意保険の「車両保険」は保険の契約期間中の途中であっても解約やプラン変更が可能です。「代理店型」の自動車保険であれば代理店の担当者に電話でプラン変更したい旨を伝えれば変更してくれます。
「ダイレクト型(通販型)の自動車保険の場合は契約している保険会社のウェブページ「マイページ」またはカスタマーセンターから簡単に変更が可能です。保険料の差額が発生した場合は、保険の契約更新のタイミングや解約のタイミングで返金または追加請求されます。
車両保険のプラン変更や解約で変わる保険料の差額を無料で調べる方法
車両保険のプランを変更した場合の保険料と、車両保険だけを解約した場合の具体的な保険料は無料で使える自動車保険の見積もりサービスを使うと完全無料で15分程度で現在契約中の保険の内容との差額を確認することができます。
同時に、各保険会社の車両保険のプランを変更した場合の保険料と、車両保険だけを解約した場合の具体的な保険料を知りたい時や自動車保険(任意保険)の保険料が安い保険会社はどう探したらいいのか疑問になると思います。
結論から先に書くと、自動車保険の保険料が安い保険会社は実際に各保険会社に対して保険料を見積もってみるしかありません。
保険会社によって保険料が違うのは保険会社によって同じ保険の条件や補償内容であっても保険会社によって等級や年齢や、仕様用途や車種に対するリスクの考え方が異なるためです。
各保険会社の保険料を調べる方法は今は無料の自動車保険の一括見積りを使って各保険会社に対して1回の見積り依頼だけで調べて比較することができます。
自動車保険をかけたい自動車の車検証と免許証があれば5分ほどで見積もり結果が算出されて返ってくるので算出された複数の自動車保険会社の保険料を比較して納得いく保険会社で契約することで大幅に保険料を節約でき安心して車にのることができます。絶対に利用したほうがいいです。
900万人以上の人が利用して保険料を大幅に安くできている実績があります。ただほとんどの人が知らないで保険会社の言われるがまま契約している人が多いのです。各保険会社の保険料と現在の保険料との比較が簡単に無料でできるので使ってみてください。