テレビやネットなどのニュースでは高齢者の自動車事故がよく取り上げてられているのですが、高齢者の自動車事故の統計と原因、対策と推移や事故率、事故件数を詳しくまとめましたので最新の年齢別の事故データを元に紹介します。
高齢者と年齢別の交通死亡事故死者数の推移
まずは、年齢別での交通死亡事故の死者数の推移を事故統計データでみてみましょう。
このデータを見ると交通死亡事故が多い年代は、高齢者ではなく、20代、30代、50代が多いことわかります。高齢者の年齢である70代以上の年齢の交通事故の件数が多いとは言えません。
高齢者の年齢の中でも80歳以上の年齢は、60代や70代の年齢と比べて事故件数は多くなっています。しかし、全年齢で比較すると、80歳以上の年齢であっても事故件数が多いわけではないと言えます。
80歳以上の年齢のドライバーの事故件数が多い原因は、加齢による反射神経の衰えや判断能力の低下、視力や聴力の衰えによるものが原因になっていると思われます。
年代別に事故件数をグラフにしたデータを見てみると、年々事故件数は減少してきており、65歳以上の高齢者の事故件数が多いとは言えません。
正面衝突死亡事故の事故件数は80歳以上の高齢者が高い
次に正面衝突事故での年齢別の死亡事故件数を見てみると、16〜19歳の免許を取り立ての年齢と、80歳以上の高齢者の死亡事故の発生件数が多いことがわかります。
80歳以上の高齢者の事故件数が、年齢が上がるごとに増加していることから原因は加齢による反射神経の衰えや判断能力の低下、視力や聴力の衰えによるものであると思われます。
16〜19歳の年齢に正面衝突事故での交通死亡事故が多い理由は、運転技術が未熟であることと無謀運転や過信によるものだと思われます。
全年齢で正面衝突事故での交通死亡事故が発生する主な原因は、「操作不敵」である事がデータから分かっています。操作不適とはアクセルとブレーキペダルの踏み間違いやハンドル操作のミスによるものです。
「操作不敵」の原因の内訳は「ブレーキ操作不適事故」が約41%と最多で、「ハンドル操作不適事故」が約18%、「ペダル踏み間違い事故」が約15%となっており、ブレーキ操作ミスが主な原因です。
「操作不敵」による事故は「予想していなかった不測の事態」や「慌て」「パニック」による操作ミスが要因になっています。
たとえば、カーブの向こう側から対向車が突然現れた事によるパニックや慌てによって操作ミスをしてしまった、前方を走る車の急な減速に慌ててアクセルとブレーキを踏み間違えたなどです。
16〜19歳の年齢で「操作不敵」が原因として多いのはスピードの出しすぎによるハンドルの切りすぎや切り遅れなどのハンドル操作のミスに寄るものです。
また、濡れた路面や凍結路面や雪上路面での制動距離が伸びることや車の挙動を知らないで乾いた路面と同じようにブレーキやアクセル操作をしたことも事故の原因となっています。
今回参照したデータは警察庁交通局が提供している「交通事故の発生状況」のデータです。
年齢別に事故率と事故件数を数年に渡り統計データが提供されています。
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