バイク(二輪車)のもしもの事故の時のため任意保険や車両保険に加入したいと思う方も多いと思います。
結論から先に書くと、バイク保険(二輪車保険)というのは自動車保険のことでバイク保険というのはなく自動車保険のなかに二輪車という種別分けがあります。
そのためバイク保険は=自動車保険のため自動車保険に加入することでバイク事故の場合でも補償がされて保険金が支払われます。
また125cc以下のバイク(50cc,80cc,88cc,110cc,125ccなど)である原付二輪バイクの場合は、「ファミリーバイク特約」という特約というもので補償されます。
125cc以下のバイクは原付きや原付二輪車とも呼ばれてもいます。
バイク事故の保険は自動車保険加入で補償されて保険金が支払われる
二輪車であるバイクは自動車(四輪車)と別に専用の自動車保険があるわけではありません。「バイク保険=自動車保険」なのでバイク事故の補償のたの保険は自動車保険に加入することでもしものバイク事故の際も保証されて保険金が支払われます。
バイク保険には強制的に加入しなければならない自賠責保険(強制保険)と任意保険がありますが、自賠責保険は最低限の対人補償しかされない保険なので実際の事故の時は補償金額が全く足りずに自己破産や補償できなくて取り立てにあうことがあります。
保険と保証内容 | 対人賠償保険 | 対物賠償保険 | 搭乗者傷害保険 | 人身傷害保険 | 無保険車傷害 |
---|---|---|---|---|---|
自賠責保険 | 補償される | 無補償 | 無補償 | 無補償 | 無補償 |
バイク保険(任意保険) | 補償される | 補償される | 補償される | 補償される | 補償される |
そのため二輪車であるバイクに乗るときには必ず自賠責保険+任意保険(自動車保険)に加入してから公道を走行するようにしましょう。
もしどちらの片方の保険や両方の保険に未加入だった場合はすべての補償や示談交渉は自分でやることになり最悪自殺するようなケースに発展したケースも多数知っています。
また自賠責保険に未加入で任意保険(自動車保険)だけ加入した場合も自賠責で補償される補償額は自己負担になるためかならず自賠責保険+任意保険(自動車保険)の2つの保険に加入していることが大切なのです。
参考: 【保存版】自賠責が切れていた時の事故は任意保険で補償される?
125cc以下の原付二輪バイクの保険は「ファミリーバイク特約」で補償される
125cc以下の原付きバイク二輪車には任意保険とファミリーバイク特約の2つの任意保険をかけることができます。ただい同時掛ける必要はありません。
この2つではファリミーバイク特約のほうがお得になります。
125cc以下のバイクは個別に自動車保険をかける必要がなく自動車(四輪車)の自動車保険に安い保険料で特約としてつけることができます。
この「ファミリーバイク特約」は125cc以下の原付二輪バイクであれば何台所有していても1つの自動車(四輪車)の自動車保険に「ファミリーバイク特約」をつけておけばすべて補償されます。とても優遇された特典なのです。
ファリミーバイク特約の特徴とメリット
- 保険料がとても安い
- 自動車保険のプランとか関係なく全年齢対象
- バイクを複数台保有していても125cc以下であればすべてのバイクに適用される
- 対人補償・対物補償は、契約している自動車保険と同じ内容に出来る
- バイク(125cc以下)で事故を起こしても等級は下がらない
- 無事故を継続したとしても等級は上がらない
- 契約者(と家族も含む)が125cc以下のバイクでの事故は全て補償される
ファリミーバイク特約で補償の対象となるバイクの詳細
- 総排気量125CC以下の原付き二輪バイク
- 総排気量50CC以下の三輪以上の自動車
- 1家庭で複数台所有している場合のすべてのバイク
- 他人から借用した125cc以下の原付きバイク
125cc以下のバイク任意保険とファリミーバイク特約との比較
実は125cc以下のバイクのも任意保険のというものがありますが、125cc以下のバイク保険には車両保険がつけられるという特典があるだけ他の補償金額や補償内容は「ファミリーバイク特約」と同じです。
ファミリーバイク特約の補償内容と賠償金額の詳細
ファミリーバイク特約は補償内容がとても優遇されていて自動車の任意保険とほぼ同様の補償内容となっています。125cc以下の原付き二輪バイクには2つの保険が適用でき、バイク保険(任意保険)とファミリーバイク特約との違いは車両保険のあり、なしだけです。
項目 | バイク保険(任意保険) 125cc以下 | ファミリーバイク特約 125cc以下 |
---|---|---|
対人賠償 | 無制限 | 無制限 |
対物賠償 | 2000万円 | 2000万円 |
自損事故 | 1500万円 | 1500万円 |
無保険車傷害 | 1500万円 | 1500万円 |
搭乗者傷害 | 200万円~500万円 | 補償なし |
人身傷害補償 | 1000万円(任意で設定) | 1000万円(任意で設定) |
車両保険 | 車両価格による(任意で設定) | つけられない |
保険料 | 年間8000円~3万円 | 年間8000円(自損事故タイプ) ~2万円(人身傷害補償タイプ) |
125cc以下のバイク保険(任意保険)のは2つのタイプがある
ファミリーバイク得特約には2つのタイプが用意されています。それぞれ補償内容と保険料がことなります。
ファミリーバイク特約(自損事故タイプ)
対人賠償 | 補償される |
対物賠償 | 補償される |
自損事故 | 自分のケガについて単独事故のみ補償 |
相手のある事故 | 自分のケガについて補償されない |
- 保険料: 年間8000円
ファミリーバイク特約(人身傷害補償タイプ)
対人賠償 | 補償される |
対物賠償 | 補償される |
自損事故 | 自分のケガについて補償される |
相手のある事故 | 自分のケガについて補償される |
- 保険料: 年間8000円〜2万円
バイク保険は自賠責保険だけでは補償内容が不十分で任意保険は必須
バイク(二輪車)の保険は強制保険である自賠責保険だけでは補償内容も補償金がも不足するため不十分です。そのためかならずバイクで公道を走行する場合には自賠責保険+任意保険に加入してから運転するようにしましょう。
任意保険は安いやつでもいいのです。
ちゃんと任意保険に加入して対人補償と対物補償がついていれば安い保険を選んでおいても問題ありません。また125cc以下の原付二輪バイクの場合は、バイクの任意保険とファミリーバイク特約の2つから選べます。
バイクの任意保険に加入した場合と、現在加入している、またはこれから加入する自動車保険(四輪自動車)に特典としてつけることができるので任意保険単体での保険料とファミリーバイク特約をつけた場合の保険料を無料の一括見積もりサービスを使って30社ほどのメジャーな保険会社に一括見積もりをして保険料を比較してみると高い保険料を払ってしまうことを防ぐことができます。
多くの保険会社がありますが保険会社によって同じ保険の条件や補償内容であっても保険料は大きく異なりますし、条件によっても保険料は大幅に変わります。
そのため自動車保険に新しく加入する場合や安くても任意保険に加入する場合は、無料で使える自動車保険の一括見積もりサービスを利用することで高い保険料を払うということを回避でき、最安で無駄なく自動車保険に加入することができます。
バイクの車検証や車体番号と免許証があれば20分ほどで見積もり結果が算出されて返ってくるので算出された複数の自動車保険会社の保険料を比較して納得いく保険会社で契約することで大幅に保険料を節約できるので絶対に有効活用したほうがお得になります。