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【保存版】車両保険の無過失事故特約の必要性と補償の詳細

車両保険の無過失事故特約(車両無過失事故に関する特約)は自分に事故の過失がない過失なし(過失割合0%)の事故の時と相手が無保険だった場合に車両保険を使って車を修理した場合に翌年度の3等級や1等級事故の等級ダウンをなくし保険料アップを防いでくれる特約です。

例えば、信号待ちや停車中の追突事故や相手の車がセンターラインをオーバーしてきた、信号無視による自分に過失がない事故では無過失事故特約は有効で、等級ダウンと保険用アップなしで自動車の修理ができます

また相手が任意保険に加入していない無保険の車であっても車両保険を使ってもノーカウント事故として処理されるため、等級ダウンも保険料アップも防ぐことができ有効に働きます

ただし、当て逃げ事故などの相手が不明の事故の場合は補償の対象外となります。

無過失事故特約の特徴と補償内容

車両保険の無過失事故特約の2つの特徴

車両保険の無過失事故特約の特徴は2つあります。

1つは、事故の時に自分に過失割合が無い時の事故は、等級ダウンをしないことです。

2つ目は、相手が任意保険に未加入の無保険だった場合でも車両保険を使って等級ダウンなし保険料アップなしで修理できることです。等級に影響しないので事故有等級も適用されず他に事故がなければ翌年度は1等級アップします。

車両保険の無過失事故特約の補償と等級と保険料の影響

  • 無過失事故特約が適用される事故では保険を使っても等級がダウンしない
  • 無過失事故特約が適用される事故では保険を使っても保険料がダウンしない
  • 無過失事故特約が適用される事故では保険を使っても事故有等級が適用されない
  • 無過失事故特約が適用される事故では保険を使っても翌年度1等級アップする
  • 事故の相手が無保険の場合でもノーカウント事故(等級も保険料もそのまま)でとして車の修理費用を保険金で受け取れたり買い替え費用を保証してくれる

自動車保険の任意保険未加入者の割合

任意保険の加入率は実は都道府県によって大きく差があり、加入率は100%ではありません。任意保険の加入率は実は100%ではなく自動車共済と人に保険をあわせて約85%の加入率となっていて15%は任意保険に未加入です。

そのため事故をした相手が無保険であることは普通にある話です。

都道府県対人賠償対物賠償人身傷害車両保険
全国73.873.867.043.2
北海道70.670.865.246.4
青森69.469.563.339.8
岩手63.263.157.935.1
宮城73.473.466.941.4
秋田59.859.954.735.8
山形64.964.959.940.7
福島66.766.761.538.2
茨城74.274.168.238.9
栃木72.172.066.537.4
群馬71.371.365.740.0
埼玉78.078.071.042.5
千葉78.878.872.347.0
東京78.078.268.044.2
神奈川79.779.971.445.3
新潟69.269.462.736.2
富山72.472.265.944.1
石川72.672.465.939.1
福井72.372.166.142.1
山梨62.062.056.428.3
長野64.965.059.835.5
岐阜77.477.372.455.9
静岡74.774.767.943.6
愛知81.381.375.157.2
三重76.376.370.747.7
滋賀74.374.268.443.5
京都79.279.270.645.2
大阪82.282.473.649.6
兵庫78.278.270.744.8
奈良79.479.373.245.1
和歌山74.374.266.634.9
鳥取65.865.760.944.6
島根56.956.951.834.1
岡山73.973.867.142.2
広島76.076.068.041.9
山口71.771.765.445.5
徳島72.172.165.539.4
香川75.275.268.141.2
愛媛70.770.563.737.1
高知58.558.352.229.4
福岡76.476.469.247.2
佐賀66.166.060.337.2
長崎66.566.459.736.7
熊本66.066.060.641.2
大分65.665.559.037.4
宮崎58.758.653.334.2
鹿児島60.059.853.731.8
沖縄53.353.347.926.3

ソース: 日本損害保険協会「自動車保険 都道府県別加入率

【必見】任意保険未加入者の割合と事故を起こした時の補償の詳細

無過失事故特約の必要性

無過失事故特約の必要性は、相手が無保険の時の事故や自分に過失がない事故の場合でもノーカウント事故として等級や保険料に影響なく車の修理や自動車の買い替えが出来ることです。

もし無過失事故特約をつけていない場合、自分に過失がない事故であっても車両保険を使うと3等級ダウンまたは1等級ダウンするため等級がさがり保険料のアップしてしまいます。

無過失事故特約があれば等級ダウンも保険料アップもしないため保険料や修理費用などを気にせずに車を修理したり買い換えることができることです。

無過失事故特約はオプション扱いでなく最初から自動的に付帯してくれる保険会社も多いためそのような保険会社を選択するとメリットは大きいといえます。

無過失事故特約で補償される事故の内容

基本的に下記の内容の事故でなくても自分に過失がない事故の場合で車両保険と無過失事故特約をつけていた場合は無過失事故特約を使って等級のダウンと保険料のアップなしに、自動車の修理や乗り換えが可能です。

  1. 停止中や駐車中に追突や衝突された事故
  2. 相手がセンターラインを割って衝突した事故
  3. 相手の信号無視が原因で起きた追突事故や衝突事故
  4. 走行中の追突事故

無過失事故特約で補償されない事故の内容

  1. 相手の加害者が誰なのか不明の事故(当て逃げ事故など)

無過失事故特約を取り扱っている保険会社

無過失事故特約は車両保険を契約した時に自動的についてくる「自動付帯」の保険会社とオプション扱いとなっている保険会社があります。

オプション扱いとなっている保険会社の場合は、無過失事故特約を付帯する場合には車両保険の加入が必須になっています。

以下に主要な保険会社の対応状況をまとました。

  • 東京海上日動: オプション
  • 三井住友海上: オプション
  • 損保ジャパン日本興亜: 自動付帯
  • イーデザイン損保: 自動付帯
  • セゾン自動車: 自動付帯
  • 富士火災: 自動付帯
  • セコム損保: 自動付帯
  • そんぽ24: 自動付帯
  • 日新火災: 自動付帯
  • あいおいニッセイ同和損保: オプション
  • 共栄火災: オプション
  • 朝日火災: オプション
  • マイカー共済: オプション

無過失事故特約を付帯したことでどれくらい保険料がアップするのかは実際に保険料を見積もってみないとわかりません。保険会社によって保険料は異なりますし、車両保険の内容によっても変わります。

しかし、簡単にどれくらい保険料が変わるのかを調べる方法が1つあって、無料の自動車保険一括見積りサービスを使うことです。

このサービスで車両保険(無過失事故特約)をつける内容で見積りを出すと主要な保険会社から一括で保険料金の見積り回答が返ってきます。

無過失事故特約をつけた場合とつけなかった場合の保険料も条件を変えることで簡単に調べることができるのでぜひ使ってみてください。

何回使ってもどのような条件で見積もっても、完全無料で利用できます。現在加入中の保険があれば同一条件で見積もってみると他社の保険会社とどれくらい保険料が違うのかがわかって面白いですよ。いま加入中の保険の保険料が高いのかも同時にチェックができます。

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