任意保険・自動車保険の保険料を安くする7つの方法!任意保険や車両保険の自動車保険に安く新規加入したい、今契約中の任意保険や自動車保険を安くするする方法は実はいくつかあります。
結論を先に書くと、任意保険・車両保険の保険料を安くする方法は「運転者限定特約を活用する(効果大)」「家族や親から等級を引き継ぐ(効果大)」
「保険料の安い保険会社を選ぶ」「補償内容を限定する・見直す」「車両保険を安くする・限定する(効果大)」「1年分の保険料を一括して支払う」「各種自動車保険の割引きを適用させる」の方法が効果的です。
思った以上に簡単に保険料を安くできるので上手く活用して無駄な保険料の節約になればと思います。
運転者限定特約を上手く活用する
車を運転する人が限定されている場合や、自分や家族しか運転しない場合は運転者を限定することで保険料を下げることができます。
運転者を限定するとその限定外の人は運転している時に事故を起こしても補償を受けられなくなりますが、限定内の人であれば補償をうけられて保険料を受け取れるだけでなくかなり割引きされるのでおすすめです。
運転者限定特約で選べる4つの条件一覧
- 運転者本人限定(本人だけしか運転する場合)※割引き率が一番高い
- 運転者家族限定(本人の配偶者と同居している家族・子供まで適用)
- 運転者本人・配偶者限定(記名被保険者とその配偶者に限定)
- 限定なし
他車運転危険担保特約をつけていれば補償が受けられる
限定外の友達や他人が運転した場合は、「他車運転危険担保特約」(他車運転特約、他者運転危険担保特約)に加入していれば限定外であってのその運転者の自動車保険を利用して補償することができます。
もし運転させる時は「他車運転危険担保特約」をつけているか確認してから運転させるようにしましょう。
家族や親から等級を引き継ぐ
自動車保険(任意保険)には等級の引継制度があります。任意保険はノンフリート等級制度という制度がありはじめて任意保険に加入した時は、6等級からスタートします。
自動車保険(任意保険)の等級の仕組み
1年間事故を起こさなければ毎年1等級ずつ上がっていって最高で20等級になります。どの保険会社も等級によっ保険料の割引が適用されるので7等級から20等級であれば割引きされます。1〜3等級は保険料が割増されます。
例えば現在の等級が14等級だった場合、1年間無事故の場合は翌年度1等級アップします。しかし1年間で事故を起こした場合は1回の事故で3等級ダウンするので翌年度は事故の回数x3等級のダウンとなります。
ちなみに初めて自動車保険に加入される場合は6等級(セカンドカー割引を適用させると7等級)からスタートになります。
等級 | 割引率 | 等級 | 割引率 |
1 | 52%割増 | 11 | 40%割引 |
2 | 26%割増 | 12 | 44%割引 |
3 | 10%割増 | 13 | 47%割引 |
4 | 1%割引 | 14 | 50%割引 |
5 | 10%割引 | 15 | 52%割引 |
6 | 10%割引 | 16 | 55%割引 |
7 | 23%割引 | 17 | 57%割引 |
8 | 28%割引 | 18 | 59%割引 |
9 | 33%割引 | 19 | 61%割引 |
10 | 37%割引 | 20 | 63%割引 |
等級の上下は下記のようで上下します。
- 小さい事故の場合: 1等級の等級ダウン
- 通常の事故の場合: 3等級の等級ダウン
- 1年無事故の場合: 1等級の等級アップ
等級を引き継いで保険料を割引する
自動車保険の任意保険は家族であれば保険を引き継ぐことができます。任意保険は新規で加入する場合は6等級ですが、等級を引き継いだ場合は、引き継ぎ元の保険の等級からスタートできます。等級による保険料の割引きはかなり大きいので上手く活用すると大幅に保険料を節約することが可能です。
例えば親の等級が20等級で、引き継ぎをする場合は下記のようになります。
- 新規での自動車保険(任意保険)に加入: 6等級からスタート
- 親の自動車保険(任意保険)を引き継ぐ: 20等級からスタート(63%割引)
任意保険のかけ方で保険料が安くなる
【親】20等級・年齢条件「35歳以上」+【子】6等級・年齢条件「年齢無制限」
→【親】6万円+【子】16万円=22万円/年間(親と子の合計保険料)
【親】6等級・年齢条件「35歳以上」+【子】20等級・年齢条件「年齢無制限」
→【親】8万円+【子】10万円=18万円/年間(親と子の合計保険料)
このように任意保険のかけ方次第で保険料を大幅に節約することができます。
任意保険は被保険者の年齢が若いほど事故リスクが高いと判断されるため保険料が高くなります。加入する被保険者の年齢が若いほど保険料が高くなるので親の保険の等級を引き継ぐことで最初から保険料を大幅に安くすることができます。
保険会社ではこのような提案をされることはないので保険の裏技です。
補償内容を限定する・見直す
自動車保険には大きく分けて4つの項目に分かれています。
- 対物賠償保険
- 対人賠償保険
- 車両保険
- 人身傷害補償保険(被保険者に乗っている人に対する補償)
対人賠償保険と対物賠償保険は基本的に無制限にします。しかし対物保険は補償額を限定することができ1千万円や3千万円、1億円に限定することができます。
1億円の場合は保険料は無制限とほとんど安くなりませんが3千万円や1千万円に限定することで保険料を安くすることができます。
対人賠償保険は補償額を限定することができません。いずれ補償額を限定できるようになっても無制限を選んでおくのがベストな選択です。
補償内容を限定していい保険料を安くできる部分は、車両保険と人身傷害補償保険です。人身傷害補償保険は3千万円、5千万円、1億円、無制限から選択することができます。
3千万円もあれば通常は十分なので限定することで保険料を安くできます。
車両保険はその名の通り自分の車を修理や買い換える時に支払われる保険のことです。古いクルマや事故をしても中古車などで車を乗り換える場合はつけなくてもいいでしょう。
車両保険を安くする・限定する
自動車保険には車両保険もつけられますが、車両保険をつけなかったり限定することで保険料を下げられます。
車両保険は自分の車に対する補償なので加入していなくても相手に賠償できないということがありません。例えば本体価格が安い中古車だったり使用年数が長い自動車だった場合は車両保険はなくても問題ありません。
車両保険には4つのプランが用意されています。一番補償される内容が多いプランが一般車両保険で、そこから不要な補償内容を引いたプランが3つ用意されてます。
一番選ばれているプランはエコノミー+限定Aプランで次にエコノミーになります。
- 一般車両保険
- エコノミー(車対車)
- エコノミー+限定A(エコノミーワイド+限定A・車対車+限定A)
- 限定A(限定危険)
車両保険の内容 | 一般 | エコノミー | エコノミー+限定A | 限定A |
---|---|---|---|---|
車対車事故 | 対応 | 対応 | 対応 | 非対応 |
火災や水害 | 対応 | 非対応 | 対応 | 対応 |
盗難や落書き | 対応 | 非対応 | 対応 | 対応 |
当て逃げ | 対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 |
単独事故 | 対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 |
1年分の保険料を一括して支払う
自動車保険の任意保険の契約は1年単位ですが、支払い方法は1年まとめての「年払い」と1ヶ月ごとに支払う「月払い」の2つの方法があります。
1ヶ月ごとの支払いは1年まとめて支払う場合より保険料が5%ほど変わります。
これは1年まとめての「年払い」よりも1ヶ月ごとに支払う「月払い」は割増されています。
基本の支払い方法は「年払い」です。
任意保険の支払いはクレジットカードでの支払いも可能です。
クレジットカードは分割払いができるので任意保険の契約を1年まとめての「年払い」にしておいてクレジットカードの支払いを分割にしておけば1回で高額な保険料が引き落とされることを回避できます。
このクレジョットカードでの分割払いが使えるのはインターネットから申し込むダイレクト型(通販型)だけです。ダイレクト型は代理店型とくらべて最初から保険料が3割〜5割程度やすいので断然おすすめです。
各種自動車保険の割引きを適用させる
自動車保険にはいろいろな割引き制度があり、これらを積極的に活用することで保険料を安くできます。これらの割引は申込時に自分で選択することで適用することができます。
例えば安全装置割引やゴールド免許割引きは自分で申請しないと割引が適用されなかったりします。
- 早期契約・早期継続割引: 満期の1ヶ月以上前に契約で割引きされる
- インターネット割引: ダイレクト系保険だと割引される
- ゴールド免許割引: ゴールド免許の人だと割引される
- セカンドカー契約割引: 2台目以降の車の保険加入だと7等級からスタートできる
- 長期優良割引: 無事故期間が長い人だと割引される
- 安全装置割引: 安全装置が付いている車だと割引される
- エコカー割引: エコカーの基準を満たす車だと割引される
セカンドカー割引の詳細
セカンドカー割引は新規加入時の等級が7等級からスタートできる割引制度です。6等級と7等級では保険料の割引率が結構変わりますので有効に活用すると保険料を安くできます。
- 6等級: 10%割引
- 7等級: 23%割引
このセカンドカー割引きは、1台目と2代目の保険会社が違っていてもセカンドカー割引は適用されるので見積もりをする際には他の保険会社でもう1台自動車保険に加入している旨を伝えます。
無料の一括見積もりサービスの場合は見積もり時に「セカンドカー」にチェックをいれて見積もりをすると7等級スタートでの見積もりが算出されるようになっています。
無料の一括見積もりサービスを利用する
任意保険・車両保険の保険料を安くするのに効果的なのは保険料の安い保険会社を探すことです。これはすごく大事です。
無料の一括見積もりサービスを使って複数の保険会社に対して一括見積もりをして保険料を確認、比較することで高い保険料を払ってしまうというリスクを回避できます。
自動車保険の一括見積もりサービスは完全無料で利用でき、同じ条件で20社以上の保険会社のそれぞれの保険料が一覧で出てくるので保険料が高い保険会社を選んでしまうということがなくなります。
これは同一条件で一括見積もりをした結果ですが、保険会社によって7万円も保険料に差額が出ています。
通常この方法を使うと2割〜5割程度保険料が安くなるので必ず利用するのがおすすめです。
自動車保険は同じ条件や補償内容であっても保険会社によって保険料が大幅に変わります。近年は複数の自動車保険会社に対して一括で保険料を見積もりできるサービスがメジャーです。
車検証と現在自動車保険に加入している場合は保険証、免許証があれば簡単に見積ができてわずか20分くらい複数の保険会社から見積もりがでてきて保険会社ごとに保険料を比較することができます。
また、一括見積もりの結果の画面から保険への加入や乗り換えもできるようになっています。
同じ条件でも保険料は保険会社によって大幅に変わるので、少し手間ではありますがこの方法を利用することで今現在加入している保険会社よりも安い保険料にすることができます。
ただほとんどの人が知らないで保険会社の言われるがまま契約している人が多いのです。
利用料は完全無料で約5分で見積もり結果が出てくるので絶対に利用したほうがいいです。900万人以上の人が利用して保険料を大幅に安くできている実績があります。
一切お金はかかりませんしGmailやヤフーメールの無料メールアドレスで利用できるので一度自分の条件で一括見積もりをしてみてください。